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「著作権」(ちょさくけん)について
A1 「著作権」ってなぁに
「著作権」とは,法で守られた人権です。文化的な活動でつくられる著作物といわれるものに対して,著作者が権利を得ます。この権利は許諾権(きょだくけん)といわれるもので,「かってに〜されない権利」と覚えてください。著作物は著作者の許しがあれば,いろいろな場面でつかわれ,私たちの生活を豊かにしてくれます。街角のポスターや,流れるあの曲にも著作権があります。
A2 どんなものに著作権があるの
映画,小説,楽曲,絵画,彫刻,マンガ,ゲーム,キャラクター等,文化的な活動でうまれたもの,みんなが書いた作文にも著作権があります。つまり,いろいろなものや方法で表現されたものすべてに著作権があると考えてかまいません。机の落書きでも,完成した時点で作者の独創性(オリジナリティ)が認められれば,著作権が発生します。でも,発想(アイディア)だけでは著作権はありません。表現されたものだけが著作権をもち,表現した人が著作者です。
A3 著作権は何を守るの
著作権が守るものは大きく分けて2つあります。一つは著作者の心を守ること。二つ目は著作者のおさいふを守ることです。だれだって自分がつくったものにいたずらされたり,落書きされたらいやですよね。知らないうちに使われてイメージが壊されたり,勝手に商売でもうけられるのもいやだと思います。こんなことがまかり通れば,新しいものをつくりたくなくなっちゃいます。だから,日本を含め世界各国では,法律として著作権を保護しています。
A4 学校での著作権はどうなってるの
学校ではみんなが勉強しやすいように,授業に対しては著作権がある程度ゆるくされます。例えば,小説や新聞の記事をコピーして資料として配っても問題ありません。でも,それをインターネットの自分のホームページに流用したりするのはいけません。また,授業に限ってのことですので,部活や文化祭に使いたいときは別の話になります。著作者の心情を害する使い方をしたり,お金がからまなければ,学校内ではだいたい大丈夫です。
A5 家庭での著作権で気をつけることは
音楽やゲームのCDやDVDをコピーするのはかまいません。いつ,傷がついて使えなくなるかわかりませんから。でも,それを友達にあげるのは,ちょっとまって。売れたはずのCDやDVDが売れないわけですから,著作者が被害を受けたと思ってもしかたないですよね。ネットで流しても同じことです。細かいことをいうと,下取りショップに音楽CDやゲームソフトを売ったときは,コピーは手元に置いておいてはいけないのです。でも,MD等ははじめからコピーを想定してディスク代に著作権の使用料が含まれているので,コピーしておいても大丈夫です。
A6 著作権はどう守ればいいの
著作物は私たちの文化的な生活を豊かにしてくれます。著作権を守るということは,あなたを含めみんなの創作活動を支えていくことなのです。著作権に関するニュースはよくお金の問題として報道されますが,一番守らなければならないのは,著作者の心です。日本の著作権法では著作者の死後50年まで,会社や団体なら発表されてから50年まで,映画は70年まで経済的権利が保護されます。でも,つくった人の心はいつまでも守られるべきです。「自分だったら…」と思う気持ちが大切なのです。どうしても必要なときは著作権者の許諾(ゆるし)をとりましょう。
『関連リンク』
文化庁 著作権〜新たな文化のパスワード〜
CRIC コピーライト・ワールド(おじゃる丸編)
岡村久道氏のホームページより 著作権法入門
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