実験手順書

 
学年 6年生
単元名 電流のはたらき
実験名 電磁石の極
ねらい コイルのはたらきに興味をもち,コイルを自作して電流を流し,鉄を引きつけるか,N極やS極があ るかどうかなど,電磁石の性質を調べる。
準備物 @前時に自作したコイル A検流計 B方位磁針(2個) C乾電池 Dスイッチ
手順 @コイル,検流計,電池,スイッチを配線する。
A配線したコイルの両端に方位磁針を置く。
BスイッチをONにして,電磁石の極を調べる。
CスイッチをOFFにして,電池の+と−を反対に入れ替える。
DスイッチをONにして,電磁石の極を調べ,S極とN極が反対になったことを確かめる。

留意点
   &
   ポイント

・方磁針を置くときには,方位磁針の針の向きがスイッチを入れる前のコイルに対して直角になるように置く。そうすることによって針の振れ方が大きくなり,実験の結果が見やすくなる。
・コイルの巻き方によっては,S極,N極は異なる。コイルを巻くときに前から後ろに巻いていった場合は,+極側がN極になることが多い。子どもが自由に巻いた場合には,この形が多い。
・児童は,検流計の+側・−側と回路の+端と−端がよく分からないことが多ので,配線の仕方について,説明を十分に行う。
・検流計は乾電池だけをつなぐと,壊れてしまうので,乾電池だけをつないではいけないことを指導する。
・コイルにあまり長い時間,電流を流すと熱くなるので火傷に注意するとともに実験の時だけにスイッチをONにするように指導する。
 
 

本実験を使った学習活動例

  準備内容 準備に当たっての留意点
事前準備 実験に使用する物が正常に使用できるかどうかを事前に確かめておく。 ・特に検流計や方位磁針が正常にしようできるかを確かめておく必要がある。
段階 主な学習活動 指導上の留意点
導入 5分 1.本日の学習について知る。

『電磁石にも,N極やS極があるかどうかを調べよう。』
・棒磁石(永久磁石)では,両端にN極とS極があったことを想起させ,電磁石ではどうかについて予想させる。
展開 35分 2.電磁石に極があるかどうかを調べる方法を話し合う。

3.方位磁針を使って,電磁石にN極やS極があるかを調べる。

『乾電池の向きを変えて,電流の向きを変えると,電磁石のN極とS極はどうなるかを調べよう。』

4.乾電池の+極と−極の向きを変えて電磁石の極がどうなるかを調べる。

・方磁針を置くときには,方位磁針の針の向きがスイッチを入れる前のコイルに対して直角になるように置く。そうすることによって針の振れ方が大きくなり,実験の結果が見やすくなる。
・コイルの巻き方によっては,S極,N極は異なる。コイルを巻くときに前から後ろに巻いていった場合は,+極側がN極になることが多い。子どもが自由に巻いた場合には,この形が多い。
・児童は,検流計の+側・−側と回路の+端と−端がよく分からないことが多ので,配線の仕方について,説明を十分に行う。
・検流計は乾電池だけをつなぐと,壊れてしまうので,乾電池だけをつないではいけないことを指導する。
・コイルにあまり長い時間,電流を流すと熱くなるので火傷に注意するように指導する。
まとめ 5分 5.実験の結果をまとめる。 ・乾電池の向きを変えると極が変わる様子をもう一度演示し,実際に確かめさせるとよい。